小型カメラ豆知識“繰り返し録画(上書き録画)”
最近の記録媒体の小型化・大容量化は素晴らしいものがあります。
一昔前には外付けHDで数万円したのに、今はmicroSDカードの32GBが5,000円台で買えたりします。(正しくは32GBになると、microSDHCカードですが、一般的にmicroSDカードとの区分けが曖昧なのでこのまま説明します)
ただ、その分他の機能や求められるデータ量が上がっていて、
それでもすぐにいっぱいいっぱいになってしまうのも現実です。
小型カメラはその小ささ故に使用できる記録媒体が限られていて、
内蔵型以外ではmicroSDカードが主流になってきています。
フレームレート、圧縮、動画サイズの設定にもよりますが、
長時間録画できるものは32GBのmicroSDカードでも約9時間といったものもあります。
しかし、防犯カメラ代わりに使用したり、レコーダーとして使用する場合は、
それ以上の連続録画時間が必要な場合があります。
そんな時は“繰り返し録画(上書き録画)”が必要になります。
これは録画データが容量を超えた場合、押し出されるように古いデータが消えていき、
常に新しいデータが上書きされていく仕組みです。
古い防犯カメラなんかは長時間録画様のビデオテープを上書き上書きで使いまわしていたので、長く使用すると画質が激しく劣化したりしましたが、現在はデジタルですのでそういったことはありません。
置き時計型の小型カメラなどの設置型で、
外部電源(ACアダプターなど)が確保可能なものはこの機能があると便利です。