小型カメラ豆知識“暗視補正”
『暗視補正付きで暗いところでも大丈夫!』
それを信じて買ったのに暗いよ!
お陰で留守に入ってきた侵入者の顔が撮れなかったじゃない!
その侵入された時間はいつだったのでしょうか?
真夜中、電気も消されていた状態では暗視補正では精細な撮影は出来ません。
携帯やデジカメで撮影しようとした時に、
撮影モードを変えたら急に明るく撮れたなんて事はないでしょうか?
その時に使われている技術は内部機能での感度上昇だったり、
補正機能だったりします。
感度上昇は光を捉える感度を上げ、暗くてもより多くの光を集められるようにしています。
ただ、光の情報に敏感になるため、ブレなど動きが苦手になったり、
かえって精細な画質を残せなくなったりすることがあります。
補正昨日は通常に撮影されたデータを『補正』したり、
『補正』しながら撮影出来る機能の事で、
暗くても正確に撮られた情報を明るく補正することで見えるようにする技術です。
冒頭のケースでは『あまりに暗すぎて通常の撮影に耐えるほど光がなかった』ため、
『補正しても真っ暗なまま』だった事が原因だと思われます。
つまり、元々真っ暗な状態での撮影は想定していないということです。
デジカメの『暗い所用のモード』と同様に考えて頂ければと思います。
真っ暗な場所での撮影は赤外線暗視撮影機能を選択すると良いです。